釣りや山歩きが好きな管理人の自由気ままな記事をお届けしているブログです

【初心者向け】始めてみよう♪キャスティング、流し方、アワセの方法は?

テンカラのタックルを用意できたらキャスティングを練習しよう!

頻繁に振り込みを繰り返すテンカラでは狙ったポイントへ正確に毛ばりを飛ばし、出来るだけ自然に流してあげることで、魚に本物のエサだと思わせることが大事になります。


そのための方法として狙った場所に打ち込むキャスティングがとても重要で、釣果の半分以上はキャスティングのテクニックと言っても過言ではありません。

キャスティングの基本

テンカラは竿のしなりを利用して振り込んだときにその反動を利用し軽いラインを飛ばします。


ここでは基本動作となる跳ね上げ前振りを説明します。

振り幅は時計の10時〜12時をイメージしテンポは2拍子のリズムで行います。

とはいえなかなか説明やイラストだけではイメージむずかしいですよね。
テンカラのHow to動画もwebで検索すると沢山ありますので、それらを参考にするのもいいと思います。

中でもテンカラ大王こと石垣先生が説明している動画は、とても分かりやすくお勧めします。

出典:シマノ ようこそ渓流釣りの世界へ

キャスティングを覚えたら次はいよいよ釣りの開始です。

アプローチは慎重に

人がなかなか立ち入らない源流域に生息しているアマゴやヤマメ、イワナなどの渓流魚や漁協が放流したばかりの、養殖魚など毛ばりをまだ知らない純粋無垢な魚たちでない限りはとても警戒心が強く人影や水の中バチャバチャと音を立てて歩いたり、竿の影などで気付かれてすぐに逃げてしまい隠れてしばらく出てこなくなります。

そのためには渓流魚たちを警戒させず、静かにアプローチする事も渓流の釣りでは大事になります。
アプローチの違いで釣れる釣れないが大きく変わりますので心がけましょう。

毛ばりの流し方やアタリの取り方は?

自分の立ち位置が決まったら毛ばりをポイントへキャスティングして流します。

流し方としては毛ばりの着水と同時に4秒間だけ流し、魚が出ない場合はまた同じポイントへキャスティングを最低3回繰り返しましょう。

水面にはハリスだけを落としてラインは水面を叩かないように意識してコントロールしてください。

アタリを取る方法としてラインとハリスの結び目をマーカーとして水面ギリギリのところにキープします。

水面にバシャっと出てきたり、水中での魚の反転、ハリスが引かれてコツンと言う感覚がなどアタリは多様です。

あれ?何か怪しいなと思ったら竿を鋭く引き上げて合わせてみましょう。
基本としては常に一投ごとに食ってくると待ち構えておくことです。
毛ばりを流している時は心構えをしておくことで、急に魚が出てきても焦らずに合わせることができるからです。

慣れないうちは3秒ルールでやってみよう

テンカラ大王の石垣先生が提唱する3秒✖️3回の法則
流す時間は約3秒。
魚は毛ばりを「見て」、「追って」、「くわえる」を3秒以内で行う習性を利用したテクニックです。
同じ所を3回流し当たりがなければ、諦めて次のポイントへ流します。


ここは出そうだなと思うところでは3回以上流すこともありますが、基本3回で諦めて次のポイントへ行きましょう。

実は私もこの3秒流しを基本に心がけています。
1つのポイントに時間をかけて粘るよりも数多くのポイントにうまく流すことの方が、魚に出会う確率も高く大事だと考えているからです。

魚はどこにいる?毛ばりを流すポイント

魚たちは天敵である鳥などから身を隠しながら、餌となる虫などが取りやすいところに潜んでることが多く、見えないけどもジッと隠れていて餌を見つけるとすっと出て追いかけ、追尾してくわえて戻ろうとします。

アマゴ、ヤマメなどは主に流れの中や流れの先にある大きな石の前などに。
岩魚は流れの緩い岩や石の下などについていることが多いです。

下の写真のような場所では、矢印の流れやその先にある丸印がポイントになります。

毛ばりを矢印の流れに乗せて自然に流す

取り込みは慌てずに

合わせを行い、魚の口に毛ばりがかかったら竿先をを魚とは反対方向に倒しラインのテンションをかけていればj魚が疲れ大人しくなるにつれてラインが自分の竿に寄ってきます。
ラインを手繰り寄せながらランディングネットを用意して魚をキャッチしましょう。

注意したいのはランディングネットへ魚を入れようとする際、ラインのテンションが緩んで魚が暴れたりして毛ばりから外れてバラしてしまうということが始めたうちはよくあり、これは慣れや経験を積むことで徐々に取り込みもスムーズに出来るようになると思います。

釣れた嬉しさのあまり取り込みを急ぐ余り焦ってバラすというのは
今でも私はたまにやってしまいます。。

まとめ

テンカラではキャスティングの精度は釣果に結びついてくるためとても重要です。
なかなか始めたばかりの頃はまっすぐ上手く飛ばすことが難しいですが、コツさえ掴めば誰でも簡単に上手く飛ばすことが出来ます。

また釣りの雑誌や漁協などでテンカラの講習会などの募集があれば参加してみることをお勧めします。

狙った場所に毛ばりを飛ばすことが出来ると釣果が大きく変わります。

私はキャスティングがテンカラでは一番重要と考えています。

綺麗に上手くラインを飛ばして自然に毛鉤を着水させて流せるかが釣果にも関係しますし、少しでも狙ったポイントに上手く打てるように、考えてキャスティングすることを心がけていきましょう。

↑テンカラ竿の記事も書いてますので良ければ参考にしていただけると幸いです。