テンカラを始めた時から使い続けてきたダイワのワンタッチランディングネット。
持ち手部分がかなり傷んで塗装が剥げてきたので、渓流シーズンに入る前に補修する事にしました。
元から薄い塗装がされてるだけの商品だったこともあり、4年も使い続けた結果、塗装面がボロボロに。
さすがに見た目が悲しいこともあり、自分で塗装をして直す事にしました。
私自身はじめての塗装補修ということ、できるだけ簡単であまり手間がかからないやり方が良いと思ったのと、今後のことも考えて以下の3点を重視。
- 耐久性
- 塗料のコストと手間
- メンテナンス性
下地をラッカースプレーして、オイルフィニッシュでやってみる事にしました。
渓流釣りは動いて釣るランガンなスタイルなので岩などや木の枝に当たったり、キャッチした魚の写真を撮る際などは置いて撮影するなどで少しずつダメージが蓄積されて行きます。
銘木などを使ってるわけでも無いので、見た目も良くなり手軽に補修ができればいいという考えです。
残っている塗料を落とす
まずはネットと持ち手部分を外して、残ってる塗装をすべて落とすため磨いて行きます。
紙やすりは#240を使いました。
ラッカースプレーで塗る
磨き終わって準備ができたのでいよいよ塗る準備です。
アイスクリューフックを外したネジ穴部分に竹串を差し込みました。
今まで全く塗装などやったことないので、どんな感じに仕上がるのか楽しみながらラッカーをスプレー。
若干吹きつけすぎたためか塗料が浸透しきれずに垂れてしまい、乾かした後に再度磨いてもう一度塗りました。
吹きつけすぎない様に今度は軽くスプレー。
オイルフィニッシュで仕上げ艶を出す
ラッカーが乾燥した後はオイルで仕上げをするため、「木彫オイル」を用意。
塗料が垂れている部分や気泡が残った部分などもあるので、紙やすり#400を使って全体を再度磨いてオイルを染み込ませやすくします。
ハケでオイルを全体に塗り、紙ウエスで塗り込みました。
1日乾燥させた後にまた紙やすりで軽く磨いてオイル塗りを繰り返します。
完成
最終的に出来たのがこちらで、乾燥させた後にネットを取り付け。
なんとか出来ました!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
初めてランディングネットの塗装補修をやってみましたが、少しでも参考になれば幸いです。
ヤスリで磨いて塗装を全て落とした後、ラッカースプレーで下地を塗り、木彫りオイルでフィニッシュ。
やってみると達成感もあり愛着が湧いてきました。
今回はスプレーするだけの簡単なラッカー塗料を使いましたが、オイルステインなど他にも色々な塗料があるみたいです。
また次回補修時期が来たら色々試してみたいと思います。