テンカラのラインは細く軽いものであるほど、魚を警戒させにくくなるのでは?
細いラインの方がスプールに巻いたときの巻癖は軽減される?
レベルライン=フロロカーボンの単糸。ならば同じフロロだし使えるのでは?
と考え、実際に使ってみましたので記事にしてみました。
黒鯛工房 THE黒鯛 フロロ とは?
黒鯛工房さんから販売されている黒鯛釣り向けのヘチ・落とし込み用のラインです。
フロロカーボン100%の素材になっています。
商品名:黒鯛工房 黒鯛師 ヘチ・落し込みライン THE黒鯛 フロロ
新開発の蛍光フロロラインが抜群の感度と強度、糸さばきの良さを実現しました。
出典:黒鯛師 ヘチ・落し込みライン THE 黒鯛フロロ
高比重のフロロラインは仕掛けの馴染みも早く、絶妙な仕掛けの張りを作り出せるので、アタリが鮮明に表れます。
ナイロンラインよりもワンランク細い号数で十分な強度があるので、繊細かつ攻撃的な釣りが可能です。
今回は太さは2号、カラーはオレンジを購入してみました。
使用したタックル
ロッド:シマノ パックテンカラZW
ライン:黒鯛工房ライン THE黒鯛 フロロ 2号 オレンジ
ハリス:シーガー グランドマックスFX 0.8号
毛ばり:#12、#14
検証したい2つのこと
- 巻きぐせはどうなのか?
- キャスティングのしやすさ
上記のことを3号ラインと比較したいと思います。
巻きぐせはどうなのか?
仕掛け巻きから外して竿先のリリアンに付けてみました。
穂先部分で少しカールしてますが、
それ以外は付けてみた所では巻きぐせがあまり付いてませんでした。
まだ仕掛け巻に巻いて準備してから1週間ほどなので今シーズン通してみていこうと思います。
3号のラインに比べると断然に取りやすく、伸ばしてやればかなり無くなりました。
キャスティング
それではキャスティングをしてみます。
ラインの重さがやはり、とても軽く最初はなかなか感覚が掴めず上手くキャストできませんでしたが、
何回か降り込んでいくとある程度コントロールできるようにコツを掴めてきました。
ポイントによっては狭い場所や木の枝の下などあえて水面に落として流してみましたが、
ラインが軽く細いため水面に落とした時もあまり水を跳ね上げることなくいい感じです。
ただ風が吹いてる中ではラインが風に負けてしまい狙ったポイントに飛ばしにくく、キャスティングがかなり難しいです。
キャスティングを動画撮ってみたんですが、撮影位置が悪かったのと角度も悪く分かりにくいですね・・また改めて撮り直したらアップしますね。
まとめ
黒鯛工房 THE黒鯛フロロの2号ラインをテンカラでつかってみたことをお伝えしました。
- 巻きぐせが少ない
- キャスティングは慣れが必要
- 風が強い時は難しい
巻きぐせも少なくキャスティングも慣れが必要ですが、軽く細いラインならではのアプローチができる面白いラインでした。
ただ風が強い時は軽さゆえにキャスティングがとても難しくなりますので、
その時は3号以上のラインを使うなど使い分けが必要ですね。