テンカラをはじめた時に購入し一度もフェルトを交換しないまま使い続けてきた、リトルプレゼンツ のライトウェイトウェーディングシューズ。
流石に4年も使うとフェルトもカチカチでツルツル滑って危険なのでフェルトを張替える事にしました。
気温も高くなってくる6月から9月にかけては、ウェットスタイルでモンベルのサワーシューズを使うので年間の使用頻度はそんなに多くなかったのですが、流石に摩耗してきますね。
リトルプレゼンツ の専用品で用意するものは2点、フェルトシートと接着剤のLPフェルトグルーⅡ。
張替え作業に用意する道具は次の6点
- カッター
- プライヤー
- 紙やすり120番くらい
- ハケ ※接着剤をのばせるものならなんでもOK
- 養生用のテープ
- チャコペンまたはマーカーなど
作業は大きく6つの工程で行うみたいです。
自分で交換すれば、張替えを依頼したり新品のシューズを購入するよりも費用が安くすむというのが最大のメリット。
初挑戦したフェルト交換をお伝えします。
フェルトを剥がす
まずは古いフェルトを剥がす事から始めます。
スポンジゴムとフェルトの境目にカッターを当てて少しずつ隙間からゆっくり剥がしていきました。
最初はなかなか剥がれず、
プライヤーでも挟んで引っ張ってみたりして
もう諦めようかと何回か思いましたが
ある程度剥がれて来たところで、
カッターの刃を間に入れていくと、
何とか剥がれてくれました!
剥がれた面を紙やすりで
接着剤カスやゴミを磨いて取り除きます。
フェルトを型取りして切り抜く
新しいフェルトシートから足型を切り出し作業。
私はチャコペンを使って、古いフェルトを足型にして輪郭をなぞりラインを引きました。
引いたラインに沿ってカッターで切っていきますが、厚みがあるため何度も刃を当てて切ることになりかなり大変。
切り出すことを優先し、
つま先とかかと部分はかなり雑に切り抜き。
どこまで綺麗にするかは貼り付けた後に考えます。
フェルトシートは大きく半分ほどで両足分取ることができたため、シューズの痛み具合次第ですがまた次回につかえそうです。
LPフェルトグルーⅡを塗り下地を作る
下地を作るためフェルトの接着面とシューズにLPフェルトグルーⅡを塗り、ハケでならし1時間くらい乾かします。
シューズとフェルトを接着する
いよいよ接着です。
接着するためもう一度LPフェルトグルーをフェルトとシューズの
接着面に塗り張り合わせるのですが、ビニール袋を間に挟むと調整しやすいとリトルプレゼンツの説明では書いてありますが
私は面倒なので思い切って合わせてしまいました。
養生テープぐるぐる巻きで1日乾燥
色々やり方はあると思いますが、私は養生テープを使い締め付けてぐるぐる巻きに。
さらに上に重いものを置いて押さえつけて1日放置させて乾燥させました。
余分なフェルトを整え完成
後は余分にシューズの足裏から余分にはみ出ているところをカッターで切り落として調整。
細かなところは渓流で使ってるうちに削られていくので気にしません。
何とかフェルト張替えが完成することができました!
まとめ
初めてのウェーディングシューズフェルト張替え。
道具を準備して作業を始めて完成まで2日間。
フェルトは剥がすよりも新しいものを切り抜く方が難しかったです。
やってみると大変でしたが、新しいフェルトになったウェーディングシューズは嬉しさがこみ上げてきました。
新しくシューズ買うよりコストも安くすみましたし、道具に愛着が湧きますね!